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海外留学生の保護者向けガイド:留学に備えて

大学入学を控えた時期には、入学予定の学生だけでなく、その学生のご家族の皆さんの生活や心境にも影響を与えるような、大きな変化が待ち構えています。

進学はそこに関わる人すべてにとって変化の時であり、理解・吸収しなければならない情報やアドバイスの多さに少々圧倒されてしまうこともあるでしょう。そうした状況は、学生の保護者の皆さんにもあてはまるはずです! この時期の保護者からの支援や関心は計り知れないほど重要であり、自宅の環境が安定し、落ち着いたものであることは、お子様がこれから先に訪れる変化に向けて準備するのを支えるために、大変重要なことと言えます。

調理スキルや、予算内で買い物すること、洗濯機の使い方を教えたりと、学生が新たな生活にできるだけスムーズに移行できるようにするために保護者の方ができることはたくさんあります。大学やコース情報の収集住宅の検討ビザ申請といったことに保護者として関われば、一連のプロセスに参加してどのような進路や方法があるのかを理解するのにも役立つでしょう。

様々な情報や手続きで少し混乱してしまっても、安心してください。保護者の方は皆さん、そんな気持ちになってしまうものです。ここに必要な情報をまとめましたので、ご参考にしてください。

なぜオーストラリアなのか?

オーストラリアはその恵まれた気候やライフスタイルでよく知られていますが、保護者としての一番の優先事項はおそらく安全・安心に関する部分ではないでしょうか。これはお子様が海外留学をご検討されているのなら、なおさらです。

ここオーストラリアでは、保護者の方もお子様を安心して預けられる環境があります。エコノミスト紙の直近の年次報告で正式に発表された通り、シドニーとメルボルンの両都市は共に、世界で最も安全な街トップ10入りを果たしています。この統計では教育や医療から環境、都市インフラなどあらゆる指標が測定されているほか、都市を襲う障害への対応力も評価されています。こうした項目に文化・環境面での恩恵も加えて評価された世界で最も住みよい街のランキングでは、シドニー、メルボルン共にトップ3にランクインしています。

より基本的なところに目を向けると、オーストラリアの教育機関はその大半がキャンパス内に総合的なセキュリティ策を導入しており、学生や職員の安全確保を徹底しているという点も、保護者にとっては安心できる情報です。そしてオーストラリアの優位性は、これだけには留まりません! オーストラリアは世界有数の優れた教育制度を擁していると評価されており、幅広いコースのほかにも様々な研究・訓練・教育用の施設を誇っています。大学の新入生は「O-Week」と呼ばれるオリエンテーション週間で手厚くサポートされ、元からの趣味や新しい関心事項に基づいたクラブ/協会活動に加入する機会も数多く提供されます。また、オリエンテーションでは食生活やエクササイズなどの面からも、健康な生活への取り組みが推奨されます。

そして美しい自然や素晴らしい景観を享受できることからも、アウトドア・アクティビティの一点だけを見ても、留学先としてオーストラリアを選ぶのに十分な理由と言えますし、休暇中に国内旅行をしてこの国の様々な表情を見るための選択肢は、尽きることがありません。

どんなタイプの住宅を選べば?

学生向け住宅には、多様なニーズに応えられる、様々なタイプのものがあります。お子様のことは保護者の皆さんが一番よくご存じでしょうし、どんなタイプの住宅が一番相応しいのか、お子様にアドバイスをしてあげてください。まず最初に、ロケーション、交通アクセス、利便性、住み心地といったそれぞれの要素についてのニーズを見極めるのが良いでしょう。そうしたニーズを把握したら、どのような選択肢があるのかを調べる作業に取り掛かれます。

  • 個人賃貸:シェアハウスや賃貸の選択肢は豊富にあります。こうした住宅ではしっかりとけじめのある生活アレンジメントも可能ですし、自宅と大学環境の間に明確な線引きもできます。
  • セキュリティが強化された住宅での自立した暮らし:自立した生活を楽しめるタイプであっても安全・安心な環境を必要とする学生には、Igluのような学生専用住宅の選択肢も数多くあります。こうした住宅には、その住宅施設内に既に確立された学生コミュニティがあるというメリットもあります。
  • キャンパス内住宅:お子様の滞在はキャンパスにできるだけ近い方が良いとお考えであれば、一部の大学ではキャンパス内に住宅施設が用意されています。

保護者としてなによりも強く望むのは、学生の安全と安心が最優先されるという確約でしょう。

なぜIgluなのか?

Igluは、保護者のような視点を持ちつつ学生の声を反映して活動していくという、ユニークなかたちでの住宅施設を学生に提案しています。私たちは学生の安全を最優先事項とし、保護者の皆さんがお子様の安全がきちんと守られているという安心感を得ながら、留学経験を存分に楽しんでほしいと願っていることを理解しています。Igluがお役に立てるのは、まさにそこなのです。Igluの住宅は、シェア・アパートを選ぶ場合でも、一人暮らし用の部屋を選ぶ場合でも、家族と暮らす自宅と、完全に自立した生活の間にあるギャップを埋める存在なのです。

  • 安全:1日24時間・週7日体制のセキュリティに、オートロックの出入口、そして施設内のサポート・サービスがありますので、保護者の方もお子様の自立した生活に付きまとう不安について、心から安心していただけます。
  • ロケーション:Igluは便利な暮らしがどれだけ重要なのか知っています。だからこそ、私たちの住宅施設はすべて、大学や公共交通にも近い中心地に立地しています。
  • 設備:Igluの中核にあるのは、私たちの住宅に住む学生が自宅から離れて暮らす間、彼らが自宅と思える場所を提供するという考えであり、住宅敷地内には共有エリアや自習エリア、ジム、バーベキュー・エリアなどの素晴らしい設備が完備されています。
  • コミュニティ:他の学生や人々と交流し、留学先の社会に溶け込むための機会がこまめに設けられているIglu住宅での生活では、敷地内に既に確立されたコミュニティが存在します。
  • サポート:Igluは住人すべてにフルサポートを提供しており、必要な時はいつでも、資格を持ったスタッフがお助けします。
  • すべて込み:最初からすべて込みの価格が提示されていますので、学期末に追加コストなどで驚かされる心配もありません。

つぎのステップへの準備はできていますか?

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上手な学生ビザ申請のための10のヒント

世界有数の大学があり、素晴らしい気候にも恵まれたオーストラリアが、世界中の留学生から人気の高い留学先として選ばれるようになったのは当然のことと言えます。大学入学に際して留学してオーストラリアに渡航しようと考えているのはあなただけではなく、たくさんの人が同じ考えを持っています。そして学生ビザの申請手続きは最近は以前と比べると非常に簡便で分かりやすいものになりましたが、それでもあなたのビザ申請ができる限りスムーズに進むようにできることがいくつかあります。この簡単なチェックリストを使って、ビザ申請で良いスタートを切りましょう。

1. 事前要件を満たせることを確認しましょう

分かりきったことかもしれませんが、英語の語学能力や経済面での安定性、そして学業成績など、事前に満たしていなければならない基本要件があります。当局はほかにも、あなたがGTE(Genuine Temporary Entrant:正当な一時入国者)で、留学が終われば自国に戻る予定であるという確証を求めてくるでしょう。ビザの申請資格については、こちらで確認してください。

2. その教育機関はCRICOS登録機関ですか?

留学先としてあなたが選ぶ教育機関は、海外留学生向けの教育機関として法的に登録されていなければなりません。この登録規定はCRICOS(Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students:連邦留学生向け教育機関およびコース登録)と呼ばれています。あなたが選んだ教育機関がCRICOSリストに掲載されていなければ、あなたの学生ビザ申請は無効となります。

3. 正しい入学申請手続きを利用していますか?

自分の入学申請が、希望する教育機関が定める手続きに沿ったものであるよう確認しましょう。一部の教育機関では、エージェントを通して入学するよう指定しているところもあります。その他の教育機関は、直接の入学申込で問題なく対応してくれます。もしこの点がはっきりと分からないときは、必ず直接問い合わせて指示を受けてください。

4. 希望するコースが学生ビザの要件を満たすことを確認しましょう

学生ビザでは、コースが最低3ヵ月以上の期間にわたり、特定水準の教育に該当するものであることが求められています。また、そのコースがフルタイム(全日)のコースとみなされていることを証明する文書等も提出しなければなりません。

5. CoEは届きましたか?

学生ビザを申請する前に、コースへの入学手続きを済ませて、CoE(Confirmation of Enrolment:入学許可証)を受け取るようにしてください。CoEは希望するコースへの入学を認められていることを証明する参考資料として、学生ビザの申請に必要です。

6. 健康診断を受ける

学生ビザでは、特定の医療・健康上の要件を満たしていることが求められています。これはつまり、あなたが学生ビザを申請する際に健康診断を受けなければならない可能性があること、そして公衆衛生上の懸念がある国からやって来る留学生であれば特にその可能性が高いことを意味しています。自分がこの健康診断の対象になるだろうと思う方は、あらかじめ検査を受けておくことで申請手続きの時間を短縮できます。また、学生ビザの申請者には、留学期間中を通して医療保険に加入しておくことが求められています。こうした医療保険には、オーストラリアの認可保険提供業者のリストに掲載されている業者から選んで加入することができます。

7. 書類を用意しておく

ビザを申請する前に必要なものをすべて手元に用意して、自分のImmiアカウントにログインして一度にすべての申請内容を入力できるようにしましょう。関連書類はすべて、デジタルコピーとハードコピーを保存して、必要になるかもしれない書類にはいつでもアクセスできるようにしておきましょう。小さな間違いも見落とさないように、確認・再確認をしましょう― どんなことであれ、申請手続きを遅らせるようなリスクは、とにかく避けるべきです。必要書類が揃っているかどうかは、ここで確認できます。

8. 準備、準備、とにかく準備

仕事に応募するときと同じで、面接は最終的にはすべてがそこに懸かっているという非常に重要な段階です。自分の申請内容を隅々までしっかりと把握して、質問に答えられるように備えておきましょう。質問は、なぜオーストラリアで勉強したいのかという理由・動機から、あなたが選んだコースについて、留学中の資金や生活費はどのように工面するのか、そして留学後にはどのような予定でいるのかまで、幅広い内容で聞かれます。友達や家族と模擬面接をして練習し、当日は自信を持って落ち着いて臨めるようにしましょう。

9. パスポートの未使用ページは十分にありますか?

ビザ自体は1ページのスペースしか取りませんが、最低でも4~6ページは未使用状態である必要があります。未使用ページが確保されていないと、ビザ発給が認められる前にパスポートを更新しなければならない可能性があり、手続きのさらなる遅れや、追加の出費につながってしまいます。

10. できる限り時間に余裕を持って

ビザ関連の事務手続きは良く言っても予測できないものであり、もし予定通りにビザ発給が認められなかった場合は、希望するコースの受講を開始できなくなってしまいます。学期の開始日が迫る中で時間に追われて進めるよりは、何らかの遅れや変更に備えてできる限り時間に余裕を持って臨んだほうが、ビザ申請もはるかにストレス度合いの低い手続きになるでしょう。

そして、リラックスしましょう! ビザ申請手続きでできることはすべてやり、審査結果を待つだけになったら、留学したらどんな所に住むのかを考えるのにちょうど良いタイミングです。学生向け住宅に求めるべきポイントのアドバイスをチェックしたり、ブリスベンメルボルンシドニーにあるIglu住宅について調べてみてください。

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学生向け住宅に求めるべきポイント

大学の近くに住めることが大事ですか? それとも毎日の通学は苦じゃない? 周りに同じような志を持った人のコミュニティがいれば楽しい? それとも一人でいるのが好き? ある程度のアメニティ施設があれば足りる? それとも利便性や交通アクセスだけは譲れない? 私たちのニーズや必須条件は、一人ひとり違うものです。誰かにとっては良い物件でも、他の人にとっては受け入れ難いものかもしれません。

ここに挙げるのは、あなたが本当に求めている― そしてあなたのニーズに最適な― 条件を見極めるのに役立つ、6つの大事な検討事項です。

1. ロケーション

自分が必ずしも講義に間に合うよう時間に余裕を持って行動するタイプではないという自覚のある人や、自宅から目と鼻の先にすべて揃っているような利便性を好む人であれば、ロケーションが重要な検討事項となります。公共交通やアメニティ施設の近くに住むことは、より負担の軽い生活を送るということです。そしてそれは、楽しく有意義に過ごせる時間が多くなるということでもあります。

2. コミュニティ感覚

コミュニティに属しているという感覚は、大学生活の中でも一番楽しい部分をもたらしてくれるでしょう。同じような志を持った人に囲まれて生活し、学ぶことは、経験や思い出、そして人とのネットワークを作り上げていくことにつながります。勉強のための静かな時間とストレス発散の時間の両方を十分に確保するバランスを上手に取れれば、学業の時間と交流・交友の時間を理想的にミックスすることができます。

3. 安全第一

自国や自宅を離れて暮らす留学中の家で安全・安心だと感じられることは、とても大切なことです。あなたが選ぶ住宅施設にセキュリティカメラや24時間対応の施設内サポート、そして鍵による出入口の安全管理などのセキュリティが完備されているかどうか、確認するようにしましょう。

4. 交友関係

一人になれるスペースのほうが好きですか? リビングエリアは友人とシェアするのがいい? ひょっとしたら新しい友達と出会うのもいいかも? 自分の好みの交友スタイルを見極めて、そのスタイルにはどのような住宅が合っているのか調べてみましょう。友達が決めることに合わせなきゃ、というプレッシャーは感じずに。これはあなたが自分の判断で物事を決めるチャンスなのです。

5. そこに馴染んで溶け込むことのメリット

大学生活にどっぷりと浸かるのを楽しみにしているのであれば、その環境に馴染んで溶け込むきっかけとなるような活動への参加機会として、どんなものがあるのか確認しておきましょう。コミュニティが集まってひとつになれるようなイベントやアクティビティの予定表は提供されていますか? 他の学生とはどこで出会えばいいのでしょう? また、人生や生活が思い描いていたように進まなくなったときに、どのようなサポートを利用できるのかも検討しておきましょう。

6. 予算

自分が経済的にどこまで手が届くのかを理解しておくことも、とても大事なことです。契約書や説明書きの注意事項をしっかりと読んで、光熱費やWi-Fi料金も含まれているのか確認し、あとで請求書が来た時に悪い意味で驚かされないようにしましょう。

住宅のタイプ

色々と分かりにくい情報があふれていて、検討過程にもリスクがあるように思えるかもしれませんが、自分が何を求めているのかさえ明確にしてしまえば、住宅選びはとてもシンプルな作業です。あなたのニーズを一番満たしてくれるのはどんな住宅なのかを把握すれば、そこに的を絞ることができます。それでは、詳しく見てみましょう

キャンパス内の住宅

多くの大学では、大学自体が住宅を保有しています。こうした住宅は通常、キャンパス内か、キャンパスから非常に近い立地にあり、大学職員が住んでいることも珍しくありません。個室またはシェア住宅の様々なオプションから選択することができ、食事をすべて用意してもらうこともできます。こうした選択肢を取ると自立度合いは少々薄まるかもしれませんが、同じ大学からの学生に囲まれた交流の場があらかじめ設けられているというメリットがあります。それは同時に、いつでも気晴らしの機会や賑わいがあるということでもあります。なお、一部のキャンパス内住宅ではルールや規則を設けているところもありますので、それも必ず確認しておきましょう。

キャンパス外の住宅

同じような志を持った人からのサポートは欲しいけれど1日の終わりにはキャンパスから離れたいという人であれば、IgluのようなPBSA(Purpose Built Student Accommodation:学生専用住宅)がお勧めです。安全・安心な環境で自立した生活を送れるPBSAは、色々な背景を持った人に囲まれながら豊富なアメニティや交流の機会にもアクセスしたいという人に最適です。PBSAは通常、好立地にあり、学生生活のあらゆる場面で利便性とアクセシビリティを発揮してくれます。

個人賃貸

自宅からも大学からも完全に自立した生活を希望する人には、一人で、もしくは友人と共同で部屋を借りるという昔ながらの方法があります。この選択肢を取る場合、賃貸契約(通常は最低1年)のほかにも電話やインターネット、電気・ガスなどの公共サービスの契約も自分の責任で管理することになります。

シェアハウス

より少人数の交友の輪で楽しく過ごしたいという人には、既にシェアハウスとして利用されている家に部屋を借りて住むという選択肢もあります。シェアハウスへの入居は新しい人と出会う良いチャンスですし、賃貸契約の責任を負うことなく完全に自立した生活を送ることができます。

Igluに住んでみるなら:

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オーストラリアで学ぶ理由

大学進学を控えていて、海外留学を考えているところですか? 進路を決める際には、単純に進学するコースを選ぶだけでなく、はるかに大きな意味を持つたくさんのことを検討しなければなりません。既に数多くの海外留学生を受け入れているオーストラリアは長年にわたり、イギリスやアメリカと並んで人気の高い留学先として選ばれてきました― 実際、ビザ手続きが比較的シンプルなことから、英米よりも人気が高まっています。

ビザ発給に必要なのはコース入学許可証と生活費等の経済面を保証する証明、そして認定された英語スキルだけなので、新たな環境に飛び込むための手続きが簡便である点も、留学希望者(学生ビザ申請者)にとって魅力的なものです。さらに、フレンドリーでゆったりとしたオージーの気質や生活水準の高さ、優れた学習成果といったメリットも、留学生を惹きつける要因として挙げられます。

しかし、オーストラリアが高校卒業後の留学先トップ3に入っている理由は他にもたくさんありますので、ここではそれを紹介していきます:

1. オージー・ライフスタイル

オーストラリアはビーチが生活の一部となっている有名なライフスタイルと常に太陽が輝く気候を主な理由として、昔から海外留学生にとって魅力的な留学先であり続けて来ました。これに息を呑むような景観や多様な野生動物、そして豊富な国内旅行の選択肢を加えれば、その人気の高さも納得できます。

オーストラリアの主要都市はそれぞれ住みよい街としての側面を高く評価されており、教育や医療、安定したインフラだけでなく、優れた公共交通網や社会の安定性、多文化性などの面でも強固な基盤を持っていると期待することができるでしょう。

熱帯雨林から珊瑚礁の海まで、あるいは都市部から地方部まで、この国にはすべての要素が少しずつ詰まっています― もちろん、温かく迎え入れてくれて、オージー文化ならとにかくなんでも周囲の人に広めるほどの情熱を持っている、快活なオーストラリア人の存在も忘れてはいけません。オーストラリアは一貫して優れた生活の質を提供しており、それに見合った気候にも恵まれています。ここには落ち着いて現地社会に溶け込んで生活し、留学の年月を楽しむのに最適な環境があるのです。

2. 世界的な評価

オーストラリアは世界有数の優れた教育制度を実現しており、オーストラリアの学位を取得して自国に戻れば、将来のキャリアにおける成功にもつながることでしょう。しかし、ランキングは大学を選ぶうえで重要な指標のひとつではありますが、 最終的な進学先を選択する際に、ランキングだけを見て決めればいいわけではありません。世界大学ランキングで全体スコアが高い大学でも、あなたが希望するコースでその大学がベストとは限らないのです。

オーストラリアの「グループ・オブ・エイト」に加盟している大学は、全校が世界の大学トップ150校(2019年)にランクインしており、メルボルン大学については法学部がトップ10入りを果たしています。グループ・オブ・エイトと同様に、英国の「ラッセル・グループ」やアメリカの「アイビー・リーグ」のように他の国にもその名声だけても非常に重要視されているトップ教育機関のグループが存在します。あなたが希望するコースでベストなものを提供しているのはどの大学のどの学部なのかを調べて、その結果と学費等の予算やライフスタイルなど学生生活に欠かせない他の要素とのバランスも見たうえで判断するようにしましょう。

3. コース構成

オーストラリアでは幅広い教育機関やコースが提供されていますので、あなたに最適なコースもきっと見つかるはずです。また、最初に決めた学校やコースで上手く行かなかった場合でも、比較的簡単に別の教育機関に入学し直すことができます。オーストラリアは世界的にもイノベーションと進歩的な取り組みで高く評価されており、質の高い教育の提供を徹底するという揺るぎない意志により、研究・教育・訓練のための施設についても他に類を見ない水準を実現しています。

オーストラリアのコースは、初期段階からあなたが選択した分野・科目をサポートするよう設計されています。オーストラリア以外の国では、まずは様々な科目の履修から始まるコースを見かけることも少なくありません。こうしたコースでは、最初から単一の分野・科目を選択するのではなく、様々な分野での学習を経てようやく自分の希望する分野を絞り込むことになります。このことからも、既に自分の志望分野が決まっていてその分野に専念したいという学生なら、オーストラリアを選ぶのが自然なことと言えるでしょう。

4. 評価方法

成績評価については、特定の手法の方がその他の手法よりもあなたの学習方法に適していることがあるため、進学する大学を決める前に、学習成果や成績がどのように評価・測定されるのかをきちんと理解しておくのが良いでしょう。 オーストラリアの教育機関は、学期(セメスター)を通しての個々の課題への評価を合計したうえで、通常の試験期間も設けるという包括的な評価枠組みを採用していることが多いように見受けられます。

この枠組みでは、学生は講義や少人数での演習(チュートリアル)形式の授業で指導を受けながら、学習作業量を自己管理することが求められています。 この枠組みにより、学生がサポートのある環境の中で批判的思考(クリティカル・シンキング)を発達させ、その過程で理解度を評価する機会がもたらされます。アメリカの教育機関では、コース内の課題の大半が最終的な成績評価につながりますが、従来形式の試験も成績に反映されます。英国での方式はこれらともまた異なり、成績評価はコース内の課題等ではなく、最終試験や小論文記述に基づく部分が大きくなります。

5. 授業料

留学生の皆さんはもちろん、自宅・自国を離れて暮らす際の日常の生活費だけでなく、割高になる授業料等の経済的な部分も考慮しなければなりません。都市部での生活費は高額になることもありますが、生活費等を予算内にきちんと収めて、様々な場面での判断を注意深く下すことができる人であれば、どんな場所を留学先に選んでも、それは現実的な選択肢であると言えるでしょう。

全般的に見れば、英国や米国の同等レベルの教育機関への留学と比較すると、オーストラリアに留学する方がコストを抑えられます。これに加えて、さらにコストを抑えてくれる奨学金を受給できる可能性もあります。こちらのリンクでオーストラリアで留学生として負担することになる学費の想定額を確認してみましょう。

6. 就労許可

留学中に働いて収入の支えにしたいという学生であれば、学生ビザのもとで、授業期間中であれば週20時間まで、休暇中であれば週40時間までの就労が認められています。働くことは生活費の負担を軽減したり、留学先での環境に浸ったり、自分が履修する科目に関連する分野での実務経験を積んだりするのに良い手段です。最低賃金は米国の時給10.38ドル(豪ドル)や英国の時給10.95ドル(豪ドル)と比較しても時給18.93ドルと妥当な水準であり、単純に考えても留学先としてオーストラリアを選ぶことが良い選択肢だと分かります。

つぎのステップへの準備はできていますか?